臨床検査技師になるには
臨床検査技師になるには、大学や専門学校などを卒業し、国家試験を受ける必要があります。
臨床検査技師免許取得の方法
臨床検査技師を養成する大学・短期大学・専門学校で、厚生労働大臣の指定する科目を修得し、その後国家試験を受験して、合格すると臨床検査技師の免許を取得することができます。
臨床検査技師の国家試験
試験は毎年3月にあり、医用工学概論、公衆衛生学、臨床検査医学総論、臨床検査総論、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学に関して、臨床検査技師の養成校で習った範囲から出ます。
合格率は70%前後、ときには80%程度と、比較的高い傾向があります。
各種認定資格制度
国家資格を取得した臨床検査技師は、関連学会が独自に行っている学会認定資格を取得することができます。これらの資格を取得することで、より高度で専門性の高い業務に従事できる可能性が高まります。
- 超音波検査士
- 健康運動指導士
- 心臓リハビリテーション指導士
- 第一種・第二種消化器内視鏡技師
- 日本糖尿病療養指導士 など
臨床検査技師の就職先
臨床検査技師の就職先には、
- 病院、クリニックなど医療機関
- 保健所
- 医療検査会社、医療機器メーカー、製薬会社
臨床検査技師には女性が占める割合が比較的高い傾向があります。